「産後クライシス」なる言葉が流行し、出産・子育てによって夫婦関係が大きく変化することが注目されています。ベネッセ次世代育成研究所が発表しているデータによると、産後子どもが0歳の時期に「夫を本当に愛している」と答えた妻は45.5%。「妻を本当に愛している」と答えた夫は62.2%。この数字は子どもの成長とともに年々減少し、2歳の時点では妻が34%、夫が52%となります。
(参照http://berd.benesse.jp/jisedaiken/research/pdf/research20_report.pdf)
子どもという圧倒的な存在が登場することで、夫婦間のパワーバランスや、お互いに対しての感情が変化していくようです。
そこで今回、パパたちに「出産後ママの言葉づかいはきつくなりましたか?」と質問したところ、およそ半数のパパが「きつくなった」と回答しました。同じ質問をママにしたところ、「出産後にパパの言葉づかいがきつくなった」と答えたのは全体のおよそ20%。
育児の負担やストレスはどうしてもパパよりママに大きくのしかかるもの。そのためこのような結果が出ると思われますが、多くのパパたちがママのご機嫌をうかがいながら日々暮らしているのも事実。たまにはパパをねぎらい、優しい言葉をかけてみませんか?笑顔で優しい言葉をかけあえば、子育てに忙しい中でもお互いの気持ちを再確認できるはずです。
*全国の25~44歳の既婚者で子ども1人の男女各200名/子ども2人以上の男女各300名の合計1,000名を対象に調査を実施しました。