妊活について
WHO(世界保健機関)の発表によると、不妊の原因の約半分は、男性にも原因が。
だから、妊活には男女で取り組むことがとても大切なのです。
きくねるねるきく、とは?
01
「聞く」
妊活はふたりで取り組むもの。
パートナーに「こども欲しい?」と聞くことから始めましょう。
02
「練る」
妊娠はいつでもできるわけではありません。
正しい知識を知って、ライフプランは早めに練りましょう。
不妊の約半分は、男性にも原因が。
だから、妊活には男女で取り組むことがとても大切なのです。
喫煙:たばこによりあっという間に精子DNA損傷が増えます。禁煙、出来なければ節煙を3ヶ月間は頑張りましょう。
高温:精巣は高温環境に弱いです。実験では37度にすると造精機能が半分に、39度にするとほぼ全滅するといわれています。
ブリーフを避け、トランクスにしましょう。ずっと座り続けることはよくありません。たまに起立して精巣をブラーーんとさせましょう。
感染:女性が膀胱炎になりやすいのと同様、男性は精路感染をきたしやすいのです。既往がある際はなるべく精液中の白血球の数値を下げましょう。これが酸化ストレスの原因となります。白血球の数値を下げるためには、まず禁欲期間を短くすること、また前立腺炎の治療が有効です。
精索静脈瘤:積極的に外科治療を行いましょう。精索静脈瘤は酸化ストレスと共に陰嚢内の温度まで上昇させます。すぐに治療できる施設に行きましょう。精液所見が原因で、男性側の診察をせずにART (生殖補助医療)にいくのは問題ありです。
禁欲:ART(生殖補助医療)をするなら毎日でも射精するべし。少なくとも1週間に3回は射精してください。射出に出てくる精子のDNA損傷は瞬く間に下がります。
※酸化ストレス…2011年のCockrane reviewで抗酸化剤(ビタミンE)の内服はIVF(体外受精)結果を改善するとの報告がでました。抗酸化剤であるビタミンC, Eを積極的に摂取しましょう。
女性は22歳をピークに、それ以降は年齢を重ねるほど妊娠しにくくなります。
03
「寝る」
妊娠の確率を高めるのは、ズバリ、セックスの頻度。
ここぞと決めた日にHすると、意識しすぎてよくありません。
特定の日を狙わず、できれば3ヶ月毎日関係を持ちましょう。
04
「訊く」
妊娠しづらいときは、早めにお医者さんへ。
じぶんの体のことをちゃんと知っておきましょう。
女性は、子宮内の状態を把握する超音波検査、性交直後に子宮の入り口の精子の様子を調べるフーナーテストなど、様々な角度から、妊娠しやすさを測定することができます。
卵子がどれだけ残っているかを調べるAMH検査では、妊娠できるおおよその残り期間を知ることができます。
産婦人科などに相談し検査したりするのもおすすめです。
男性は、精子の状態を知ることができる精液検査があります。病院に行かなくても、自宅で手軽にできる検査もあります。泌尿器科で、検査したり精子の状態を改善するためのアドバイスをもらうのもおすすめです。
男性の方へ
自分の精子の状態を知ることが出来る検査をご存知ですか?
検査は病院へ行かなくても、自宅で手軽に出来る検査もあります。
泌尿器科で検査したり、精子の状態を改善するための
アドバイスもらうのもおすすめです。
女性の方へ
卵子の残数を知ることが出来るAMH検査をご存知ですか?
この検査を受けることによって、
妊娠できるおおよその残り期間を知ることができます。
AMH検査普及プロジェクト
他にもさまざまな検査で自分の体の状態を知ることができます。
産婦人科などに相談し検査したりするのもおすすめです。