通常の妊娠と同様に、生殖補助医療でも、妊娠率や妊娠して子どもが産まれる確率(生産率)は、女性の年齢が上がるにつれて低くなります。
治療1回あたりでの生産率は、32歳ぐらいまでは約20%ですが、33歳以降に下降し、37歳から急下降します。39歳では11.5%、44歳で1.8%と、40歳を超えると生殖補助医療でも出産はかなり厳しくなります。
また、流産率も33歳ぐらいまでは15-19%で推移しますが、34歳から上昇し、37歳ぐらいからは急上昇します。39歳で30.6%、40歳で33.6%、43歳で49.3%となっています。
この様に、生殖補助医療でも、生産率には年齢が大きく影響しますので、可能な範囲でより早く治療を受ける事は重要です。